いのちと平和の集い
VORIES
GAKUEN100th
ANNIVERSARY
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1月28日(土)10時より「いのちと平和の集い」がヴォーリズ平和礼拝堂で行われました。当日は雪が降り積もる中での開催ということもあり、除雪から準備が始まりました。雪景色を背景に高等学校箏曲部による演目「春の空」をはじめ三曲の記念演奏で落ち着いた雰囲気のうちに集いは始まりました。講師として、岡山県在住の森本二太郎さんをお迎えし「平和に至るこみち-いのちに向けるまなざし-」という演題で講演していただきました。森本氏は私立敬和学園高校での教師生活を経てフリーの写真家として八ヶ岳、妙高山、浅間山などの山麓の暮らしの中で「自然のいのちの営み」に目を注いだ撮影を続けてこられました。今回は「森を歩こう」と題し、新潟県妙高高原のドイツトウヒの森や群馬県玉原高原のブナの森、鳥取奥大山の森などの写真35点を学園本館ロビーに展示していただきました。
講演では、ヴォーリズ学園の祈りに触れながら「イザヤ書」「アッシジの祈り」「アメリカインディアンのナバホ(Navajo)族の祈りWalking in Beauty」や「レイチェル ・カーソンのセンス・オブ・ワンダー 」等を紹介され、私たちがいのちに満ちた自然の中で、心穏やかに祈り続けることの大切さについて、言葉静かにかつ力強くお話しされました。
また、ご自身が撮影されたいのち溢れる森の写真のスライドショーも紹介され、とても良い時間を過ごすことができました。