6/14(金)、日本とキルギスを結ぶオンライン交流会を行いました。これは、2021年度に近江兄弟社高校アーツサイエンスクラスを卒業した、現在関西学院大学国際学部の学生である、一人の女性の提案によるものです。彼女は現在、大学のプログラムを利用して、中央アジアに位置するキルギス共和国で、5か月間のボランティア兼インターン活動を行っています。

 彼女から、次のような参加生徒へ事前のメッセージがありました。
「みなさんは、キルギスという国を知っていますか?どこにあるのか、そもそも国名を聞いたことがないという人がほとんどだと思います。私もそのうちの1人でした。日本語で調べても出てくる情報は少なく、不安を抱えたまま渡航してきた先、キルギスは私の想像とは全く異なった場所でした。想像していた以上にたくさんの人が熱量を持って日本語を学び、日本に行きたいと私に伝えてくれました。是非とも彼らにネイティブスピーカーと話してほしいという想いから、この交流会を企画しました。
 
また、日本人にもキルギスという国についてもっと知ってほしいと思いました。一度来たら忘れられないような、自然豊かで美しく、ご飯が美味しい素敵な国だからです。1時間30分程度ですが、今回の交流会を通して、キルギスについて少しでも興味を持ってくれると嬉しいです。」

 当日は、次のようなプログラムを実施しました。
 ①挨拶
 ②「私の学校」プレゼンテーション(日本側代表)
 ③質問タイム
 ④「私の地元、生まれたところ」(キルギス側代表〉
 ⑤質問タイム
 ⑥ブレイクアウトルームに分かれて自己紹介
 ⑦テーマを決めて交流
 ⑧挨拶・写真撮影

 中央アジアの国で、日本に親しみを感じ、日本のことを学ぶ人々がいる。そこで、自分たちの先輩が活躍している。このような思いを持った人々と交流ができたことは、参加生徒たちにとってかけがえのない貴重な体験となりました。素晴らしい機会を、ありがとうございました。