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デジタル地の塩

校長通信

2018/04/09
新しい年度、自分らしく輝く時

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。そして、新2年生・新3年生の皆さん、進級おめでとうございます。
新しい年度、2018年度が今日から始まりました。今年度は、新入生127名、新2年生152名、新3年生155名、全校生徒434名でのスタートとなりました。
今年は,駆け足で春が訪れたようで、桜前線も平年より一週間ほど早く通り過ぎ、今はジューンベリーの白い花が満開を迎えています。木々の淡い緑色をした新芽もほのかな香りを放ち、新しい命の息吹と躍動を感じる季節に、皆さんと新たな一歩を踏み出せる喜びに感謝したいと思います。
新しい年度は、新しい自分に挑戦するときでもあります。新しいことを知る喜び、昨日できなかったことが今日できる喜び、少しずつ成長していく自分を知る喜びがあり、色々な出会いがあり、色々なことにチャレンジできる時でもあります。ただ、一人では何もできないことも沢山あります。今日から共に学び、共に過ごす仲間と関わる中で、皆さんの与えられた個性を最大限に生かし、共に協力し合いながら、自分らしく「いのち」を輝かせる一年にして欲しいと願っています。
今年度の年間聖句に『あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい』(マタイ5章16節)が与えられました。一人一人が持っている個性や賜物は様々で、一人一人が違った色の光で輝いています。色々な場所や場面で精一杯輝いて欲しいと願っています。できれば、仲間とともに何色もの光を輝かせることができたらもっと素晴らしいと思います。
「あなたの中の最良のものを、世に与え続けなさい。」というマザーテレサさんの言葉があります。いろんな困難の中にあっても、貧しく病んだ人のために尽くしてこられた彼女の生き方から私たちに与えられた言葉です。そして、「大切なのは、どれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ心をこめたかです。」という言葉が続きます。
私たちに与えられている力は小さいかもしれません。それでも、今年度の年間聖句のように、「私たちが持っている最良の光を少しでも世に輝かせる」ことができる一年にしていけたらと思います。 今日から始まる2018年度、大きな希望とこころざしを持って臨んで欲しいと思います。

学園の「コロラド」前に咲くジューンベリーの花6月には黒紫の果実をつけます。

学園の「コロラド」前に咲くジューンベリーの花6月には黒紫の果実をつけます。

 

 

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