デジタル地の塩

校長通信

2018/01/12
目標や夢を大いに持とう! ~term5そして2018年をはじめるにあたって~

新年明けましておめでとうございます。新しい年,2018年が始まりました。皆さんは,年末年始の二週間ほどの冬休みをどのように過ごされたでしょうか。term4終業の時に冬休みの期間は2017年の1年間を振り返る時であり,今年の自分を見つめる時間を是非持ってほしいとお願いしました。新しい年を迎えた今,「新年の誓い」や「新しい年の目標」はしっかりと決めることができたでしょうか。目標や夢はこっそり心の中にしまっておくこともいいと思いますが,はっきり口に出して宣言することも案外いいかもしれません。」
ある人に「今年の目標は?」と尋ねたときに,少し考えて「自分を好きになることかな」と答えてくれました。なるほど,これは簡単なようで難しいことかもしれません。自分の思うようにいかないときや自分が嫌になることもよくあること。そんな時でも,否定的にならず「案外頑張ったな」,とか「あと一息」と積極的に捉えることがいいかもしれません。「自分を好きになる」人はきっと「他の人も好きになる」ことができる人だと思います。この目標は,皆さんにもおすすめです。
私の今年の目標は昨年末も触れた言葉ですが,「創める」(はじめる)という言葉です。「新しくはじめる」という意味ではチャレンジChallengeという意味を含みますし,新たに「創る」(つくる)クリエイトcreateという意味も含みます。新しいことに挑戦しなければ,成長はありません。恐らくこの言葉の反対語は「現状維持」でしょうか。何もしないでいることは,結果として後退することになってしまうと私は思います。
皆さんは,伊能忠敬という人を知っていると思います。日本史に出てくる江戸時代の商人であり,測量家でもあった人でちょうど200年前の1818年に73歳で亡くなった人です。千葉県の九十九里出身,50歳で隠居して55歳から71歳まで17年かけて日本中を回り測量して非常に精度の高い日本地図をつくったことで有名です。当時としてはこれはすごいことです。普通なら隠居して余生をゆっくり過ごすといったところでしょうが,日本中を17年間かけて測量し,驚くほど正確な日本地図をつくったわけです。しかしながら,彼の目標は別のところにあったことを知っているでしょうか。50歳になった伊能忠敬は江戸に出て,天文学を学んだのです。なんと50歳を過ぎた彼の目標は地球の大きさを測ることだったのです。天文学の知識と測量の技術があればそれは可能だったわけです。そして彼が導き出した地球の大きさは,現代科学が導き出している数字の0.2%の誤差しかなかったというからこれもまた大きな驚きです。大きな目的,大きな夢をもってそれを成し遂げた伊能忠敬。彼の功績は,幾つになってもチャレンジし続けることのすばらしさを私たちに教えてくれていると思っています。今年が没後200年の年,千葉の地元では色々なイベントが計画されているようです。興味のある人はいってみてはどうでしょうか。
皆さんの中には,欲張ってたくさんの目標を掲げた人もいることと思います。叶えられそうにもない大きな夢を挙げた人もいるかもしれません。それは大いに結構。夢や目標を持つこと自体が大事だからです。そして,その夢や目標は自分のためだけのものではなく,周りの人々にも幸せをもたらすものであれば,素晴らしいことだと思います。
今日から,term5が始まります。それぞれの学年の締めくくりのtermです。1年生はスキー合宿,2年生は沖縄研修旅行,そして3年生はそれぞれの新たな進路に向けて旅立つ時となります。年度の中では最も長いtermではありますが,とても大事なtermです。しっかりと目当てを持って過ごして欲しいと思います。

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