デジタル地の塩

校長通信

2016/10/28
Little by little one goes far

“Little by little one goes far.” 直訳すると,「少しずつ歩いて,人は遠くまで行く。」つまり,「千里の道も一歩から」ということわざを英語で表すと,このようになるらしい。
10月23日の朝刊の一面に世界最高峰のエベレスト(8848m)に女性として世界ではじめて登頂した田部井淳子さんの訃報が掲載された。彼女は福島県出身で2011年3月の震災・原発事故のあと,自ら闘病中でありながらも被災者の支援を続けてこられた。故郷の被災者のために自分ができることは何だろうかと考え,県内外に散らばった高校生や若い人たちの避難者を中心に,「家にこもらないで少しでも外に出て,山や自然を味わってもらいたい。」と病気をおして里山に招待する活動を今年の7月下旬まで続けられていたそうです。彼女の口癖は『ゆっぐり』『一歩ずつ,一歩ずつ』だったそうです。困難にぶつかり挫けそうになった時,まず一歩を踏み出してみる。そして,また一歩。『里山もエベレストも同じ,一歩ずつ』それが彼女が歩んできた道であり,困難を抱えている若い人たちへ,心からのエールだったようです。”Little by little” しかし,確実に前に進む。そうすれば,目的のゴールはすぐそばまで近づいてくる。「千里の道も一歩から」,前を向かなければ何も進まない。『一歩ずつ,一歩ずつ』。
今日からterm4が始まります。2016年度の折り返しの時です。5日前にお願いした前期の「学習活動の振り返り」をもとに,新しい一歩を踏み出して欲しいと思います。
term4は教会礼拝から始まり,学園の創立者に学び,クリスマス礼拝で締めくくる学期となります。3年生は自分の進路にしっかり向き合う学期であり,中学の学びのまとめを始める学期でもあります。1・2年生は,3年生から生徒会活動のバトンを受け取り,新しい近江兄弟社中学校の学校生活の担い手としての自覚を持ち,新たな取り組みを始める時でもあります。一人一人それぞれが,しっかりとした課題と目標を持って前に進む。term4が皆さんにとって,その折り返し点に相応しい学期となりますように。
Little by little one goes far.

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