デジタル地の塩

校長通信

2016/10/20
『学びの分水嶺』 term3の終業にあたり

今年は例年に比べ秋の訪れが遅いようです。それでも少しずつ木々の葉が色づきはじめました。今日でterm3が終了しますが,同時に2016年度前期の終了の時でもあります。この半年間の学習活動の評価が手渡されることになります。1年生の皆さんにとっては初めての5段階評価が示されます。学習活動だけでなく学校生活全般の評価となりますので,しっかりと評価内容を確認して前期の振り返りをして欲しいと思います。教科の成績も大事ですが,学習にどう取り組んだかという一人ひとりの姿勢も重要です。自らの努力もしっかりと自分自身で評価してください。もう一つ自己評価して欲しいことは,前期に行われた様々な活動にどう取り組んだかと言うことです。一番最近の行事では,文化祭があげられますが,そういった授業以外での学びの場,クラスメイトとの交流,クラブ活動や生徒会行事などの自主活動の中で,積極的に進められたところ,消極的になってしまったところ,うまくいったところ,うまくいかなかったところなど,すべて含めてどれだけ自分が成長できたかも評価して欲しいと思います。明日から土日を含めて5日間の学期休みがありますが,その間に個別の面談も計画されています。これらの時間を使って,2016年度前半の自分の足跡を振り返り次へのステップとして欲しいものです。
さて,皆さんは『分水嶺』という言葉を知っていますか。文字通り『水を分ける嶺』という意味なのですが,降った雨がどの水系に分かれるのか,いわゆる水の分かれ道の起点となるところです。日本列島には『中央分水嶺』というものがあります。おおざっぱに言うと,日本列島に降った雨が日本海に流れるか,太平洋に流れるかの分かれ道になる嶺のことです。雨が地上に同じように降り注ぐのに,降った場所がわずかに違うだけで大きくその進路が変わってしまいます。そういう意味で『分水嶺』という言葉は,「物事の方向性が決まる分かれ目」のたとえに使われることがあります。この半年の間,学校での授業や行事,HR活動など沢山の経験をしました。皆さんに降り注いだ『学びの雨』は今後どのような道筋を辿るのか,地下水となって多くのミネラルを含むように,心の中にしみこんだ学びが新たな泉としてどこで湧き上がるのか,永い目で見ていきたいと思います。
今日が2016年度の折り返し点であり,『学びの分水嶺』でもあります。前期の学校生活・学習活動の振り返りを通して,後期の新たな歩みの準備をして欲しいと思います。5日後の10月26日のterm4の始業式には新しい目標・新しい決意をもった皆さんにお目にかかりましょう。

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