デジタル地の塩

校長通信

2016/03/18
2015年度を締めくくるにあたって~九転び十起き~

今日でterm5が終わります。そしてまた,2015年度の締めくくりの日でもあります。それぞれの学年の歩みを振り返って,新たな目標をしっかりと定める時でもあります。今日から新学年までの春休み期間を有意義に過ごしてほしいと思います。
先日の卒業礼拝では1年生の皆さんが同席し,卒業生の3年間の思い出や在校生へのメッセージを聞く機会があり,第69回卒業式では,2年生が在校生代表として出席し,先輩たちの新しい旅立ちの時を共に祝いました。2年生全員の心のこもった歌声が礼拝堂に響き,158名の卒業生の門出を祝う素晴らしい卒業式となりました。本当にありがとうございました。
さて,標題の「九転十起」(ここのつ ころび とお おき)は,この前の地の塩でも紹介された,NHK朝ドラ「朝がきた」のヒロイン「白岡あさ」のモデルとなった「広岡浅子」さんの座右の銘と言われている言葉です。実際にペンネームを「九転十起生」としていたことからもうかがえます。「七転び八起き」よりもさらに失敗を恐れない強い意志と行動力が示されている言葉ですが,私たちにはなかなか真似をすることができないものです。たった一人で挫けそうになったり,困難に立ち向かわなければならない時に,強い気持ちだけではどうしようもできないことも多くあります。そんな時,誰かに手を差しのべてもらえれば,どんなに心強いことか。誰かに手を差しのべることができたら,自分にも勇気がもらえることか。主人公の「あさ」さんより心弱い存在であっても,支え合える仲間がいれば,九転十起どころかどこまでも頑張れそうな気がします。皆さんはこの一年,互いに手を差しのべ合える仲間はできたでしょうか。
年度のはじめに,「今日は昨日に優る」というヴォーリズ先生の言葉を紹介したのを覚えているでしょうか。「昨日の自分」よりは「今日の自分」,「今日の自分」よりは「明日の自分」がより成長してほしいという願いから紹介しました。一年たった今,クラスの仲間との絆は深まったでしょうか。学年の団結は強まったでしょうか。「今日の自分」に優る「明日の自分」の言葉の中の「自分」を「私たち」や「仲間たち」に置き換えて,次の目標をたててみてはどうでしょうか。
今日が終わると,1年生の人は第1ステージが終わり第2ステージへ,2年生の人は中学校の最終のステージへとそれぞれ駒を進めることになります。明日からの春休みの期間に新しい年度への目標をつくって,新たなステージへと進まれることを強く期待いたします。

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