Topics

Topics

2017/09/11
インターアクトクラブ カンボジア研修報告

インターアクトクラブ(IAC)の夏休みの研修プログラムとして、今年度も3名の生徒がカンボジアへ行くことができました。授業やテレビなどの日常生活の中で「知識」として知っている発展途上国の空気を直接肌で感じる機会となったのではないでしょうか?

IACとは、近江八幡ロータリークラブとびわ湖八幡ロータリークラブの支援をいただき、2年前に設立されたクラブです。活動の2つの柱「地域貢献」と「国際理解」。これらをテーマに自分たちに「何ができるか?」そして「何がしたいか?」を議論し、1から企画を作っていくことを活動の目標としています。普通の学校生活では出会うことのできない方たちと出会う機会をたくさん作ることができるクラブです。

170911

~参加生徒の感想~

■永松 心

私が、カンボジア研修で学んだことは生きる姿勢ということです。
まず、印象に残っているのは孤児院の子供達です。私が孤児院に着いた時、孤児たちの笑顔と元気に驚きました。
2歳から18歳の子供が1つのボールを、みんなで平等に使っている姿に感動しました。また、孤児院の子供達は意欲的にたくさんの言語を勉強していて、英語も日本も小さな少年にも通じることに驚きました。
夜、同い年の少年と、英語で自分の夢を語りました。彼は将来エンジニアになるために今勉強していると言っていました。あの時間を私は一生忘れないと思います。
日本とは違い、どの子供に夢を聞いてもみんな夢を持っていました。
貧しい中、心に傷を負っている中でも前向きに夢を持ち生きる姿勢に胸を打たれました。
 
大人も同じです。
CMACという、地雷撤去をされている方たちにも色々なお話を聞かせていただきました。カンボジアの国から地雷、不発弾を完全に取り除くには100年から200年かかるといわれています。
それでも隊員達は、撤去作業中に仲間を失いながらも、カンボジアの未来のためにと毎日1つ1つ命を懸けて地雷を撤去されていました。

カンボジアという国から私は、普段考えることのできない生きる姿勢といことを考えさせられました。
今回はたくさんのことをカンボジアから与えられました。次にあの地を訪れる時には、何かを与えることのできる人間になっていたいと思います。
また、カンボジアに限らず世界の発展途上国で活躍できる日本人になりたい。という新しい夢を見つけることができました。
この度は自分の人生を変えるような体験をさせていただき、本当にありがとうございます。協力してくださった皆様に感謝しています。

■萩原 大晴

まずカンボジア研修という貴重な体験をさせていただいきありがとうごさいました。
このカンボジア研修で一番に感じたことは日本との違いです。
僕たちが行ったた観光名所には、けして綺麗とは言える服装ではない小さな子ども達が必死に食べ物を探してしていたり売り物を売っていたりしていました。そんな光景日本ではありえなく、インターアクトのメンバーは不思議そうに見ていました。そして驚いていました。
孤児院に行った時、孤児院の子ども(4歳)がサンダルの紐がきれてしまいどうするのかと思ったらサンダルの紐を針金でくっつけていて再利用していました。
そういう子ども達の姿をみているとカンボジアの方達から、物を大切にする気持ちや食べ物を食べられる喜び、今、世界でどんなことがおきているか分からない恐怖。そのようなことがカンボジアの方達から感じました。
それに比べて日本では物があふれる社会になり物を大切にする気持ちが薄れてきているように思います。
けど、この研修で今の生活の喜びということを感じました。
今は将来どのような職業に就きたいとかはまだ決めていませんが是非日本にとどまらず他の国の役立つような職業についたいと思いました。

■田中 麻尋

私は、決して流されて生きてきたわけではなく、一生懸命考えて努力してきたつもりです。しかし、命を懸けて生活をしたことは無いです。カンボジアでは、自分よりまた、自分たちよりも一生懸命な人がいると思い、その人たちから学ぶことは、人生の中で大きなものとなると思ったので参加を希望しました。
今回、参加させていただき、行く前は大丈夫かなとずっと不安でしたが、孤児院では子どもたちが話しかけてきてくれて一緒に遊んで、子どもたちがたくさん笑ってくれました。笑顔になってもらったことは一生忘れないと思うし、これから、どこかで誰かを笑顔にできたらいいなと思います。何ができるのだろうと不安になるより、とりあえず実行してみないといけないと思いました。私は七歳の女の子と孤児院で一緒にいました。ずっと笑顔で、こっちまで笑顔にしてもらいました。孤児院を良い思い出としてくれたのはその女の子の力が大きいです。私は、もっとこの年代の人と関わりたいと思い将来の夢が小学校の先生に変わりました。
CMACの活動を見学させてもらって、その時代の権力者が自分のためだけに地雷を埋め、年月が経っても未だに苦しめ続ける現実に、激しい怒りと悲しみをおぼえました。
この研修に参加させていただき、もっと勉強しないといけないことがたくさんあると分かりました。その国の文化を知るということは、その国の悲しい部分を知るということだと思うけれど、しっかりと目を向けていくべきだと思いました。何も知らなければ、何も考えることが出来ないからです。
CMACの方との合同夕食会の時に隣に座った隊員の方がタブレットでバケツの中に大量に入っているタガメがウジャウジャと動いている動画を見せてくださいました。動画が終わって食卓にはタガメが並べられました。一瞬の沈黙に包まれながら、隣では慣れた様子でタガメの頭と胴体をパキっとやっていました。その時、私は文化の違いを感じていました。と言いたいところですが、文化の違いやと思ったのは、もっとずっと後のことでその場では軽めのパニックで固まっていたと思います。

今回の研修で、たくさんの出会いがありました。カンボジアの人は堂々としているように見えました。生きていくのも大変な人や孤児たちの目は本当に輝いているように見えました。地雷撤去をしているそばに住んでいる家族、農業をしている人や命がけで地雷を取り除く人たちがいました。懸命に生きる人の姿を見ました。一生懸命考えて、努力してきたつもりだったけれど、自分自身をもう一度見つめなおし、新しいチャレンジをする中でもっと考えていける人になりたいです。

今の日本では、人との付き合いの中で最も重要なことは自分と相手との距離感を守ることだという考えが強くあるように思います。そのようなルールの中で生きる子どもたちは決して一歩を踏み出さず、団体の中で権力者に従うようになります。普段から自分をもって行動し、パーソナルスペースという言葉の理解を少し変えないといけないと考えます。いずれ、私たちが見てきたカンボジア人のように豊かな心と勇気を持てるようになれたらと思います。評論チックな言い回しですが、本当に強く人間性の違いを感じました。

最後になりましたが、ロータリーのみなさま、先生方、関わってくださったすべての方々、良い経験をさせていただきありがとうございました。私にとって、大切な思い出となり、将来を考えるチャンスとなりました。決して、偶然ではないこの出会いを大切にしたいです。

ページトップへ
リオデジャネイロオリンピック銅メダリスト 乾 友紀子氏と校長 藤澤 俊樹の対談リオデジャネイロオリンピック銅メダリスト 乾 友紀子氏と校長 藤澤 俊樹の対談
ページトップへ