クラス通信

2016年度 | 2年

2016/07/04
【J21】 礼拝奨励集②

■J21 GIFT 第18号 2016/07/04

「6月になって少しジメジメし始めてきました。暑い日が続いていてやる気が奪われてしまいますね。僕自身もグダグダしてしまうことが増えた気がしますが、授業ではしっかりしようと気持ちを切り替えています。皆さんも休み時間は休み時間、授業は授業としっかりとメリハリをつけるようにしてください。
さて、このムシムシした時期によく見るものといえばなんでしょうか。「蚊」ですね。寝ている間に耳元にやってきて、血を吸って逃げ去るあの「蚊」です。その「蚊」について一回じっくり考えてみたことがあります。


それは「蚊って何してんの?というか何でいるの?」そんな疑問を抱いたことがあります。どう思いますか。
蚊はヒトにとってはマイナスイメージですよね。確かに、刺されたらかゆくなりますし、蚊が媒介する病気は多く存在します。一時期「デング熱」という言葉をよく耳にしました。だけれども、実は、蚊は自然界では重要な役割を担っています。難しい話をします。幼虫のボウフラは水中の有機物の分解に貢献しています。通常、水中の有機物はバクテリアによって分解されることが多いのですが、その場合バクテリアの排泄物によって水は汚れてしまいます。同時にバクテリアが増えすぎると水中の酸素が消費されてしまい、生き物が住めなくなってしまう可能性もあります。ボウフラは有機物だけでなく、バクテリアも食べ、呼吸は空気中から行うのであまり水を汚しません。蚊は病気の媒介もしてしまいますが、汚い排水溝の水の浄化もするのです。蚊の成虫は植物の花粉の媒介も行います。簡単に言えば、蚊がいなくなると遠回しにヒトが困るということです。

ここで言いたいことは、蚊を殺さないで!…ということではありません。この地球上に存在するすべてのものは存在するに値する理由があるのです。蚊が行っていることは、まわりまわってヒトのためになっています。ヒトは命をそれぞれ一つずつもっています。それぞれ個性をもっています。それぞれ役割を担っています。必要ない役割はありません。皆が果たす役割は直接に、あるいは、まわりまわって友だちのためになるのです。「命は宝」と言います。一つしかないから尊いのです。必要だから尊いのです。だから今、君たちがしなければならないことは自分にできることを考えて、一生懸命行動することではないですか。それが命を輝かせるということですよね。
                                         【6月15日(水)全体礼拝より】

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