ごあいさつ

理事長あいさつ

学園改革を進め、明るい未来を産み出そう

本年は「学園改革案」を決定し、一歩進める年です。

学園の根本的な改革はおよそ30年にわたって進めて来た「宗教教育の改革」です。建学の根本精神であるところのキリスト教主義は、一柳満喜子先生の「伝道機関としての教育奉仕」という強い信念に発しています。その精神を受け継ぎ、学園訓を「地の塩・世の光」と定め、教育の根底にすえてまいりました。

一方、世界が宗教で紛争する20世紀、テロが頻発する21世紀に、「他宗教を認めない」ということでは、人類は滅亡するほかありません。そのことに気づき、憂慮した宗教者が、1986年10月、イタリアのアッシジに結集し「世界宗教者平和祈願の集い」を開きました。それからちょうど30年、学園では本年も「ヴォーリズ生誕記念いのちと平和の集い」(10月28日、午後5時30分開会)を開催いたします。本年は第10回という節目の年でありますので、比叡山延暦寺執行(しぎょう)小堀光實師をお招きし、仏教・神道・キリスト教など多様な宗教の方々にお集まりいただきたいと思います。学園関係者の皆様にはお誘い合わせの上ご参加ください。

つぎに今般の学園改革の中心課題は、40年以上も前から理事会が主張して来た「各校園の自立経営」です。また「高等学校の充実」は待ったなしの課題です。近年ようやくプレハブ校舎を解消しましたが、体育館は狭く老朽化しておりますので、本年度中に新体育館を建設、来年度以降、現体育館を改修し、両館合わせて「ヴォーリズ記念アリーナ」といたします。

教育・経営の根本理念を整えて、施設整備を進め、ヴォーリズ学園らしい特色ある教育を構築してまいります。滋賀県でも少子高齢化・地方衰退の状況をひしひしと感じますが、ヴォーリズ学園ががんばることで近江八幡が活性化することを願っております。

理事長 池田健夫
ページトップへ

学園長あいさつ

『ヴォーリズ学園の祈り』

ヴォーリズ学園は、キリスト教学園でありますが、多様な宗教的背景を持つ教職員によって学園の運営がなされています。児童・生徒たちの宗教的背景も多様です。多様な宗教的背景を持つ教職員、児童・生徒たちが毎日、学園の建学の精神「イエス・キリストを模範とする人間教育」と学園訓「地の塩・世の光」を尊重し、日々の礼拝や宗教行事に関わって下さっています。宗教教育を人間形成の土台となる大切な教育として理解して下さっているからです。

私たちの学園は、近年、宗教教育を「いのちの教育」・「平和教育」・「環境教育」を柱として再構築するとともに、宗教的寛容の心を養うために「いのち」と「平和」の尊さを説き、社会的実践をされている他の宗教に謙虚に学び、協力を共にさせていただくことに努めてきました。 学園の礼拝も、「学校教育機関」における礼拝として、より良い教育的効果を模索しながら、年間聖句や年間のお祈りを共に唱和するようにしてきました。

今年度から「ヴォーリズ学園の祈り」(イエス・キリストの「平和の教え」とアッシジの聖フランシスコの「平和の祈り」から構成した祈り)を日英両語で定めました。海外からの多くの留学生をお迎えしている学園として配慮をさせていただきました。その祈りに加え、イエス・キリストが教えられた「主の祈り」とヴォーリズ作詞作曲の讃美歌236「神の国」(原題は「平和」)、ヴォーリズ作詞の「校歌」も共に記載し、『ヴォーリズ学園の祈り』として携帯に便利な「しおり」を作製し、教職員、生徒や保護者にも配布させていただきました。これによって、学園が目指す宗教教育をより広く人々に理解していただけると考えています。この「しおり」を日々の礼拝、宗教行事、式典などに大いに活用していただきたいのです。PTA,同窓会、後援会などの諸集会などにも積極的に用いていただきたいと願っています。『ヴォーリズ学園の祈り」は、これまで長い年月を経て苦悩し続けてきた学園の宗教教育を刷新する総集編となるものです。「いのちの教育」、「平和教育」、「環境教育」を柱とする学園の宗教教育の本質を明確に表現していると確信をしています。

学園長・学園牧師 道城献一
ページトップへ