豊かな自然と歴史に囲まれた浅小井
浅小井キャンパスは、現在の市井キャンパスから直線距離で東方向1.5キロの位置にあり、通称「朝鮮人街道」という歴史ある街道(江戸時代に朝鮮通信使が12回通り、日本中から文化人が文化交流のために集まりました)に面しています。
また「西の湖」というラムサール条約登録地に接しており、「湿地における生物多様性維持」を国際的に約束しているところなのです。
さらに東に進むと安土町(近江八幡市)があり、織田信長の築いた安土城跡と、信長がキリスト教宣教師を招いて建てさせたセミナリヨ跡があります。セミナリヨは初級神学校で約30名の少年が全国から集まり、ラテン語・聖書・地理などを学びました。
いとなみ
学園のシンボルツリー「メタセコイヤ」は創立100周年に向けて植樹されました。となりを流れる蛇砂川にはカイツブリが遊んでいます。
はばたき
冬のヨシ原にはノスリ(タカの一種)が舞い、夏にはカルガモやホオジロが巣を作り、さえずる声が聞こえてきます。
歴史
織田信長の庇護を受けた宣教師オルガンチノが建てた、日本最初のキリスト教学校の跡地(セミナリヨ跡)は近江の地に日本近代教育の幕開けを標しています。